シールド・山岳トンネル二次覆工とは、シールド・山岳トンネ ル内において新設管等の二次覆工をエアモルタルにて行うこと で、地盤沈下、埋設管の変形などを防止すると共に、管の固定保 護を目的としてエアモルタルによる管路中詰施工をします。また、 軽量性、流動性、経済性、長距離圧送性に優れているため種々の 管布設工事に採用されています。
FRPM管工法は、下水道二次覆工工事の際に下水道管渠で使われているFWパイプ(強化プラスチック複合管:FRPM管)をセグメント内に搬入、 接合し、その後管とセグメントの隙間に中込材(エアモルタル)を注入し、二次覆工する工法です。 軽量で取扱いが容易で、工期も短縮でき、耐久性に優れているため、覆工工事後の漏水対策や、補修工事が不要です。 FRPM管の内面は滑らかで粗度係数(コンクリート:0.013、FRPM:0.01)が小さく、コンクリートの二次覆工に比べ必要内径を10%小さくできるため経済的で、 しかも安全性の高い工法です。