気泡コンクリート工事

空洞充填工|NLG工法

NLG工法(非エア系グラウト材充填工法)とは

NLG工法とは、非エア系グラウト材を使用したトンネル等の背面空洞や、構造物と地山との空洞等の充填を目的とした工法です。特に長距離圧送に長け、距離の長いトンネルの補修工事には最適の材料です。また、水中でも安定した状態(不分離)を保ち、湧水のある場所や水中での施工も可能です。

NLG工法(非エア系グラウト材充填工法)とは
NLG工法(非エア系グラウト材充填工法)_図

NLG工法(非エア系グラウト材充填工法)の特長の特長
  1. 1.長距離圧送が可能
    ●流動性の高い材料である主材(A液)および可塑剤(B液)をそれぞれ別系統で圧送し、注入箇所(先端)にて混合・注入することで長距離圧送を可能としました。(水平距離として5,000mの圧送が可能)
  2. 2.充填性に優れる
    ●可塑状の材料で、力(若干の圧力)を加えることにより流動性を保持し、材料分離をすることなく空隙に充填されていき、流動性に優れています。
  3. 3.非漏出性、非収縮性がともに高い
    ●可塑状の材料であることで、トンネル覆工および構造物のひび割れや目地からの漏出がなく、また、材料の収縮性が低いためトンネル覆工および構造物と、背面の地山との密着性を保つことができます。
  4. 4.優れた水中分離抵抗性
    ●水中打設や流氷等、水の影響による材料分離を起こしにくく、水中施工でも安定した状態を保てるため、湧水や滞留水のある場所での充填に適しています。
  5. 5.施工性がよく、安定している
    ●主材(A液)および可塑剤(B液)は、製造しやすく取り扱いが容易であることで施工性がよく、高い流動性も備えています。また、非エア系の材料で、施工箇所の環境条件に対し、影響を受けにくく安定しています。

NLG工法(非エア系グラウト材充填工法)の用途

トンネル・水路補修(裏込注入)
トンネル・水路補修(裏込注入)_図
床下等構造物下空洞充填工事
床下等構造物下空洞充填工事_図
特殊地下壕・坑道(廃坑)等充填工事
特殊地下壕・坑道(廃坑)等充填工事_図
橋台(フーチング)下空洞充填工事
橋台(フーチング)下空洞充填工事_図
河川護岸等空洞充填工事
河川護岸等空洞充填工事_図
港湾護岸等空洞充填工事
港湾護岸等空洞充填工事_図

施工例

長距離(5,000m)圧送試験
NLG工法 港湾護岸等空洞充填工事01
NLG工法 港湾護岸等空洞充填工事02
NLG工法 港湾護岸等空洞充填工事03
NLG工法 港湾護岸等空洞充填工事04
既設廃棄管充填工事
NLG工法 既設廃棄管充填工事01
NLG工法 既設廃棄管充填工事02
構造物基礎下空洞充填工
NLG工法 構造物基礎下空洞充填工01
NLG工法 構造物基礎下空洞充填工02

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