株主・投資家の皆様へ

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。

第61期事業年度におきましては、民間工事投資は、景気の回復傾向に伴い設備投資を拡大する動きが一部に見られましたが、公共工事投資は、東日本大震災の復興事業などがピークを過ぎ、大型工事の発注が端境期を迎えたことで反動減となり前事業年度に比べ減少し、受注競争の激化とともに労務単価の高止まりや建設資材価格の上昇などもあり、建設業界においては厳しい経営環境となりました。

このような状況下、第61期事業年度の上期から予想外の大型工事の失注や想定していた工事の受注時期の遅れ、また受注した一部大型工事の施工時期の大幅なずれ込みがあり、下期でもカバー出来ず、加えて前事業年度からの繰越工事も少なかったことで、売上高及び営業利益が計画を大きく下回り赤字決算を計上することとなりました。期末配当につきましては、今後の事業展開での資金需要を勘案し無配とさせていただきましたが、株主の皆様のご期待に沿えますように、全役員・従業員が一丸となり業績回復をはかり、早期の復配を目指してまいります。

第62期事業年度は、継続的に取組んでいる「i-Construction」の推進とそれに伴う生産性向上のための現場ICT化の実現や、業務効率向上のための社内業務システム化に注力し、受注拡大と利益確保に取組んでまいります。

なお、企業の成長と価値の向上及び社会貢献への取組みとして、2022年度(第62期事業年度)から2024年度(第64期事業年度)を計画期間として中期経営計画を策定しております。

今後とも株主の皆様におかれましては、なお一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

麻生フオームクリート株式会社 社長

代表取締役社長

花岡 浩一

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